薬剤師

薬剤師について

薬剤師とは薬のエキスパートです。病院では医師の処方箋に基づいて
薬を調合したり、薬局では薬を買いに来たお客さんに薬の説明をしたり、
適した薬を助言したりもしています。

薬剤師になるためには最低でも大学で6年間は通わなくてはなりません。
養成課程修了後に国家試験に合格すれば晴れて薬剤師の資格を取得
したことになります。つまり最短でも24歳です。

以前は薬学部のある大学で四年間学び、その後足りない科目を大学院で
履修するという方法もありましたが、四年制の薬学部は2017年に修了することが
決まっていますので、これから薬剤師を目指す人は必ず6年制の養成課程を
卒業しなければなりません。

ところで薬の調合には大変な労力が必要なことをご存知でしょうか。
風邪薬には症状を抑える成分はほとんど入っておらず、
カプセルの中身はほとんどが栄養剤です。症状を抑える成分は多量に摂取することは
できないため、全体のコンマ何パーセントという割合でしか入っていません。
そのわずかな量を正確に量らねばなりませんので、薬剤師は手先が器用で几帳面な人
に向いている職業と言えます。

薬剤師の年収

大学の薬学部や薬科大学の学生の男女の比率は女性が多く、
数年前に大学4年制から6年制に代わって以来、女性の学生の実質的な卒業後の
就職者の数が減ってしまったために病院や調剤薬局で勤務できる薬剤師の数も
少なくなりました。

また大学を卒業しても製薬メーカーなどの企業に就職する人も多く、
実際に薬剤師として働く人は卒業生の2~3割程度です。

特に医薬分業が進んで調剤薬局の数が多くなったため薬剤師の
人員確保が調剤薬局の運営に大きく影響します。

そんな背景の中、売り手市場の薬剤師の収入は以前に比べ非常に高くなっています。
パートで働く人も多くその時給は2,000円近くのところも多く、
大学新卒者の正規職員で月収は30万以上になります。

年収ではボーナスも含めると500万円以上のところも多く、
責任のある薬局の店長であれば、年収で1,000万円を超えるところも多いのが実情です。