医師の年収とやりがいの関係

一般的に医師は収入が高いといわれています。大学病院などに勤務している場合の年収はおおよそ一千百万円くらい、開業医でその倍くらいといわれています。

確かに、この年収額だけを見ますと高収入ですが、一人前になるまでに要したお金を考慮するなら常識の範囲といえるかもしれません。
アパート経営などと比較しますと、小さめのアパートでも6世帯ですと一軒6万円として毎月家賃収入が36万円あります。

しかし、アパートを建てるのに六千万円~七千万くらいとすると利益的にはさほど大きな儲けとはいえません。
同じように医師も一人前になるまでに都合10年くらい要していますから一千万円でも経費との兼ね合いで考えますと常識の範囲といえます。

ですから高収入を求めて医師の道を志す人よりもやりがいを感じて医療界に入ってくる人のほうが多いのではないでしょうか。
やりがいを自分自身の中に持っていなければ激務をこなすことはできないはずです。

街中で見かける病院の診察時間を見ますと休日は週に1日しかありませんし、普通のサラリーマンのように連休があるわけでもありません。
このような労働環境で患者さんに接するのですからやりがいがなければできる仕事ではありません。
マスコミなどでは医療の世界を批判する論調が多いですが、実際に診察を受ける患者の側は感謝する気持ちを持ちつつ診察をお願いするのがマナーというものです。